Theories of Pleiades

技術の話とかイベントに行った話とか思ったこととか

geohack山口でメンターをしました

TL;dr


経緯

弊学留学担当の教員から突然「3月8,9日で面白そうなバイトがあるんだけど」と紹介を受けました。

ぼく「もしかしてgeohackですか?」

本当は参加者側で行く予定だったのですが,急遽取り止めてスタッフ兼メンターとして参加させていただきました。


ちなみに同じイベントの福井開催には参加者として行ってきていました。そのときの参加記はこちら


やったこと

当日の会場30分前に集合して,机の設置や物資の運搬などをお手伝いしました。

その後は受付役として参加者の出席を取ったりしていました。福井県とか富山県から来てる方もいてビビり散らかした。


講義中は特に仕事がなかったのですが,アイデアワーク終了後ゴミを回収するぐらいのタイミングからめちゃくちゃに忙しくなってきました。ヤバい。

というのも,Elixir(Phoenix)×Vue.jsとかいう初心者向けにしてはやたら激しい(?)ハンズオンが始まったためです。怒涛のエラーメッセージや環境構築の不備でメンターは完全に手一杯になっており,Elixirがわからない上にWindowsが扱えないぼくは完全に泡を吹いて倒れる事態となりました。


2日目は8時間のハッカソンがあり,メンターは参加者からの「これを実現したいけどどうすれば良いの」といった質問にアドバイスをするという仕事が主でした。

初めはElixirわからん〜><を言いながら泣いていましたが人間は学習する生き物で,ハッカソン終了時にはぼくも簡単なCRUD操作のあるAPIを構築するぐらいはできる感じになっていました。

とは言え初心者にMVCフレームワークのなんとやらみたいなのを教えるのも厳しいかなと思ったのでそういった部分は良い解決策をお持ちであろう本業エンジニアのメンターさんにお任せして,私はルーティング処理やデータベース周り,外部APIの使い方やJavaScriptでマップを表示したり…といった部分に専念していました。


ちなみに当日朝,jig.jpの福野さんにIchigoSodaというIoT用のBASICで記述するマイコンの使い方を教わっていたので,その使い方を簡単に参加者の方に教えたりということもしていました。


普段は自分が教わる側なので,がっつり助けを求められて救援に走るというのはかなり貴重な経験でした。ぼくにも教える役が務まるんだ…!と軽く感動もしました。


イベント全体

初心者向けのイベントとは言え,高専生や大学生が多かったので受賞した作品には技術力の高さが目立ちました。

特に「米の美味しさを算出する関数」というのを作り機械学習を組み入れたwebアプリを作っていたチームがあったのにはもう,はい(すごい)としか言えないみたいな状態になっていました。すごい…。


弊部からも1年生がチームで参加していましたが,GoogleMapsAPIを使ってみたりMVCフレームワークについて学んでみたりグラフ系のアルゴリズムを調べてみたり,スクレイピングを試してみたりとかなりたくさんの技術について学んでいるようでした。

正直WebAPIというものを知ったのもスクレイピングを知ったのも高専3年の頃でMVCに至っては高専4年で初めて,という経歴のぼくとしてはお前ら1年生でそれかよ正気か?みたいな気持ちにさせられたりがありました。まだ負けたくないので頑張るぞという感じです。


まとめ

全体的にメンターとして参加できてよかったな!と思いました。

なかなかできる体験ではないですし,教える側でなければ味わえないような体験もあったので。


後輩たちも「頭使ったけど楽しかった」とか割と好意的な感想を言ってくれていたので,先輩としても満足かなという感じです。

スケジュール的にはめちゃくちゃハードな中の参加でしたが,貴重な体験がたくさんできました。あとElixirはパターンマッチが扱えるとちょっと楽しそうかもしれないと思いました(やるかは別として)。


お誘いいただいた先生やHackCampのみなさん,メンター・スタッフのみなさん,参加者のみなさん,ありがとうございました!