Theories of Pleiades

技術の話とかイベントに行った話とか思ったこととか

【メモ】来年度のプロコンチームに生かしてほしいこと

来年度ぼくが昆布にいるかどうかわからないですが。

まあぼくの在籍の有無に関わらず未来の後輩の役には立つはずだしきっと来年のぼくの役にも立つでしょう。アウトプットは大切なので。


できたこと

  • Gitを使う
    今まで部内でGitが使われた形跡はなかったので(それどころか印刷されたソースコードの山が発掘されたりしていたので、これはなに?)、
    とりあえず部内にGitという概念を持ち込めたところがよかった。


  • 開発の分担
    リーダーとぼくでソルバ役とGUI役ができた。
    データの受け渡しのためにtxtファイルを生成して読んでとかしてたのは旧時代的だったかなと思う。
    サーバ建てるとかソケット通信とかすべきだった気がしなくもないが、この辺一般的にどうされてるのかがわからない。


  • 当日までに完成させる
    これができたので本戦中は地獄のような競技の後夜の自由時間を満喫できた。
    楽しかった。自由時間の楽しみは唯一の救いとも言える。


  • 適切な目標設定
    予選リーグ突破が目標でした。
    顧問の先生的には「優勝すれば良いのです」とのことだったのですが、まああまり惑わされずに身の丈に合った目標設定をしましょう。



できなかったこと

  • Git/GitLabを活用する
    WindowsLinuxの改行コードの違いとかに悩まされた。
    あとぼくがアホすぎてmergeが上手く行かなかった(本当は上手く行っていたのにコンパイルし忘れていて「あれ?上手いことmergeされてないやん…」と言いながら生のファイルをGitLabから落としてくるとかをしていた。それに気付いたのはプロコン本戦の予行演習後でした。アホ?)。
    あとそもそもGitを知らない人間に基本以外何も教えないのは悪かった。自分で勝手に勉強してくれはちょっと薄情でしたね。
    開発陣の間の修正要求とかSlackで直投げしてたのアホっぽいのでちゃんとissue管理すべきでした。
    Gitやるならconflictとか教えないといけないかなーと思いながら面倒で教えなかったけどそんなの結局別ファイルで作業するなら使わないのでissueとかmergeとか教えておけばよかったです。


  • Trelloを使う
    最初に教えたけど結局必要なかった。これぐらいの規模のプロジェクトなら素直にissueベースで管理したほうが一元化できて強いし速い。
    ぼくのチームではGitLabを使ったけどGitHub使えばProjectとかあるしほとんど同じことできる。
    ただ、低学年に教えたときの反応を見た感じ導入コストはあまり高くないので使いどころによってはありかもしれない。わからない。


  • 低学年の積極的な参加
    せっかく自発的にプロコンに興味持ってメンバーになってくれたんだからちょっとぐらいは開発に関わってもらえれば良いなと思ってたんですが、結局ダメでした(まあ10人も1年生がいて管理しきれないよね…)。
    「ルール読んできてね」で放置じゃダメだったなあという気持ちです。
    今考えてみると入部したての1年生に対してルール読んできてねって言ってもそこで躓いてやる気なくしちゃうよね。それはそう。


  • 計画的な開発
    事実上開発が始まったのが10月なのでもう全部ダメ。 始まる前から終わってんな。


  • 事前練習
    これは今年の競技が対戦型だったために練習相手がいなかったことが何よりの問題です。
    が、 それ以前に10月に開発を始めてまともに対戦できるソルバができたのが移動日前日だったので無理そうです。
    スケジュール管理は大切ということが分かります。
    なぜなら、開発さえ余裕を持って終わらせておけばGUIの動かし方ぐらいは1年生にも教えられたし何より練習用の物品を購入することも可能だったからです。


  • 部門選び
    ぼくはこれに苦しめられました。本当は競技ではなく課題で出たかったので。
    開発メンバーが足りなかったので競技で出ざるを得なかったのが本当にモチベーションの出ない何よりの原因でした。
    こればかりは部員のモチベーション上げていかないとどうしようもないんだよね…。



しなかったこと

  • 参考書籍を購入する
    これそもそも発想が存在しなくて(何故?)、プロコン予算を何にも使うことが出来なかった。
    高専の人のツイート見て初めて気付いた。気付いたときには手遅れで、スケジュール管理の甘さです。
    来年のプロコンやるチームにはこの発想が出てきてほしい。