逆求人フェスティバルに参加した話
ここまでの話
昨日から就活で東京に来ています。昨日は1社面談があったのみで、観光ばっかりしてました。
今日やったこと
ジースタイラスさんの逆求人フェスティバルというイベントに参加してきました。
詳しいことについてはホームページを参照してもらうと良いかと思いますが、ざっくり言うと合同企業説明会(行ったことないけど)の逆バージョンです。
今回はジースタイラスさんからわざわざメールでお誘いをいただき、台風で仙台旅行の予定が消し飛んだ腹いせに交通費が出てしかも早めに就活始められるなら…ということで参加させていただきました。
ちなみに、参加者で一番遠方からの参加になりました。
逆求人参加にあたって
逆求人フェスティバル参加にあたって、逆求人ナビ(webサービス)のプロフィール埋めと本番で使用する自己紹介(5分程度)用のプレゼンスライド作りを事前準備として行いました。
どちらも担当アドバイザーとしてついていただいたしおりさん(@tanutam618)にたくさんアドバイスをしていただきました。企業の方はこのプロフィールを見てどの学生と話したいかを事前に決めてくるため、プロフィールがしっかりしていればいるほど有利(?)になります。
逆求人に参加するにあたって、担当のアドバイザーさんと電話やSkypeで当日の流れについてであったりプロフィールの効果的な埋め方であったりというものを指南していただくことになります。
ぼくの場合、このときに今までどんなプロダクトを作ってきたか、今作っているプロダクトがあるか、今後エンジニアとしてどういうキャリアイメージをしているか…などを聞かれました。片っ端から今までやってきたことを話していると、「じゃあこういうことが得意なんだね」「こういう方向に活かしていけるよね」といった風に自分の気付かなかったアピールポイントを教えていただけて、「あ〜なるほどこれがプロ」という気分になりました。ありがたいです。
ちなみに、以下が使用したスライドになります。
名刺交換〜昼食
今回の逆求人フェスティバルは10:30集合で、受付を済ませた人から指定された机に座ります。学生1人に対して企業の方向けの席が2つ設けられており、本番では1対1~2で面談をすることになります。
余談ですが、開場直後に受付を済ませてなんとなく周りを見ていると参加者の半数以上が大学院生なんですね。
それどころか東大院生だけでも5人ほどいて、「逆求人に来る東大院生ってもうめちゃくちゃガチプロやん勝ち目ないけど…」とか開始前から卑屈になりかけたりをしていました。
イベントの流れとしてははじめに当日の流れについて簡単にガイダンスがあり、その後名刺交換の時間が設けられます。
名刺交換は、学生が各自の席で待機し企業の方々は気になった学生の机に向かい名刺を渡す、という流れで行われます。…が、初めの3,4分ぐらい私の席に来られる方がおらず正直めちゃくちゃ焦ってました。
最終的にはかなりいろいろな企業の方と名刺を交換することができたのですが、名刺交換の時点で軽く「どんなことやってるの」「今日はどういう目的で来たの」など聞かれるので答えたりします。この時点ではまだ企業側も面談希望を出す学生を決定していないので、このときの印象も大切になってきます。
ぼくはこの時点でありがたいことにリブセンスさんからランチのお誘いをいただき、社員さん・学生さん4名ずつの合わせて8名(だったかな)でお昼ごはんを食べに行きました。学生さんと技術の話で盛り上がったり、社員さんに会社のことについて軽く聞いてみたり、雑談したりといい感じに緊張をほぐしていただきました。
お金まで出していただいて本当にありがたい限りです。ご馳走様でした。
逆求人本番
1時間程度のお昼休憩が終わると、面談のスケジュールが専用のwebサイトから閲覧できるようになります。
1ターム25分で全10ターム用意されていたのですが、ありがたいことに6タームは企業さんと面談をさせていただくことができました。正直こんなに埋まると思っていなくてびっくりしました。
面談をさせていただいたのは順番に
の6社(敬称略)です。
特にリブセンスさんにはお昼ごはんでお世話になった上1位指名までいただいてしまい知ったとき驚きすぎて泣きそうになりました。本当にありがとうございます。
各社について詳しいことは書きませんが、自己紹介のプレゼンテーションをしたあと質問に受け答えをし、逆に会社について説明を受けたあとこちらからの質問にも答えてもらうというのがざっくりとした流れです。
お話をしている中で自分の目指す人物像と企業のビジョンが合致すると感じる企業さんも数社あり、そういったところとは自然に会話が盛り上がっていったように感じます。やはりお互いに通じ合う部分があると話が弾みます。
ちなみに、お話をした企業の方からはノベルティとしてステッカーやクリアファイルなどをいただきました。これはその一部です。(アカツキさんのトートバッグは全員に配布されていたもので、今回はお話させていただいていません)
どの会社の方もこちらの質問にかなりしっかり答えていただけて、また私は話をまとめる(イメージを言語化する)のがとても苦手なのですが、拙い日本語にも耳を傾けていただき、さらにはキャリアについてアドバイスをいただいた企業さんもありました。本当にありがたいことです。
話していて思ったのですが、いくら田舎で環境がないとかなんとかと言っても今の時代はTwitterなんかで強い人と知り合えるから良いですよねというのをめちゃくちゃに感じました。恵まれてる環境にいるんだよといった風なお言葉をかなりたくさんいただいて、やっぱりそうなんだなあ、田舎だか年齢だかに甘えちゃいけないなあと改めて思わされました。
企業さんとの面談が入っていない時間は他の学生の方とお話をしていましたが、さすがにこういったイベントに参加してくるだけあってどの方もかなり印象が濃かったです。
高専から大学編入された方であったり、超一流大学の大学院に通われている方だったり、ひと夏でたくさんの会社のインターンシップに参加して経験を積まれている方だったり、とにかくいろいろな方がいました。
面白かったのは、「高専です」と言うと結構な割合で「うわ〜高専かぁ(笑)」みたいな反応をされる方が多かったことですかね。大学に編入する高専生は意識が高いというのは割とよく言う話ですが、如何に世間の大学生が「上澄み高専生」を見ているのかがわかってちょっと興味深いなと思いました。
ぼくも上澄みと言われる部類に入りたいです。
面談終了
面談が終わるとスカウトタイムといって企業の方が気に入った学生に「オフィスに遊びにおいで」とか「また個別にお話しましょう」とか声を掛けに行く時間が始まります。
ぼくもこのスカウトタイム中に「また東京に来ることがあればオフィスにおいで」と言っていただいたり、話の弾んだ企業さんからはありがたいことに個別にリモートで面談の日程を調整していただきました。嬉しいです。
また、スカウトタイム中ではなかったのですが、タームの終了時に「もっと話したいし交通費出すか」「こっちから宇部に行こうか」などと言っていただいた企業さんもあり、社交辞令であってもめちゃくちゃ嬉しかったです。また東京に来ることがあればぜひオフィスにお邪魔させていただきます。
逆求人がおわった
逆求人が終わり、本来であればこのあと学生間の交流のための懇親会に参加する予定だったのですが、丸一日喋りっぱなしだったこともあり、喉の調子がだいぶまずそうな感じになっていたので懇親会には出ずそのまま帰りました。
交通費支援ということでいくらかジースタイラスさんより補助金をいただいたので、オタクタウン・秋葉原にて新しいワイヤレスイヤホンを買うなどしました。
ワイヤレスイヤホホなくして困ったのでオタクタウンでかわいらしいイヤホホかっちゃった(幼女なので) pic.twitter.com/nvkGRHnWpC
— はすみ (@hsm_hx) 2018年9月22日
割引が効いて3千円しなかったのですが、思った以上に音が良くてびっくりしています。
就職活動の滑り出しとしてはかなり良いスタートを切れたんじゃないかなと思っています。どれもこれもお誘いいただいたり交通費を支援していただいたりプロフィールやスライドのアドバイスをしてくださったジースタイラスさんと担当のしおりさんのおかげです…本当にありがとうございます。
就職活動というやつ、正直「プログラミングができればそれでいいし特別ここじゃないととかってあんまりないな、何を思って人間会社選びなんかするんだろう」とずっと思っていたのですが、実際に6社もの社員さんと話してみると会社ごとにこんなにも雰囲気って違うのか、と思わされました。
あと、普段Twitterでガチプロに囲まれていると自信をなくしがちというのがあるのですが、自分のやってきたことを話して実際にIT企業でエンジニアとして働いている方から「高専生でそれだけやってるのすごいよ」とか「プログラミング初めて触れてから3年間でそれだけの分野に手を伸ばすってなかなかできないよ」とかを言ってもらうとかなり嬉しいです。自信がつくし自尊心爆上がりです。
現場で働いているエンジニアさんからお褒めの言葉をいただくとやっぱりモチベーションが上がります。山口に帰ったらもうバリバリ開発してやるぞの気持ちになりました。
開始前は院生しかおらへん無理無理死んだ人生おわおわとか言っていたぼくですが、その院生・学部生がたくさんいる中でこうして「お前が気になってるぞ話したいぞ」と言っていただけるというのは本当に嬉しいことで、正直未だに実感が湧かないところすらあります。
高専の中にいると年下の強い人ばっかりで人生厳しいなあと思いがちですが、こうして少し外に出てみると案外良い結果が出たりするものなんだなあとしみじみ感じたりなどしています。
余談ですが、これはいただいたステッカーをペタペタ貼ったぼくの愛機ThinkPadです。
まだどう貼ろうか悩んでいて貼ってないものもあります。一気にイキリオタク指数が上がって自分で「うわキツ…」となってしまいました。まあでも企業のステッカーベタベタ貼るやつ学生のうちぐらいしかできないかなあとか思うと今のうちにやっておくべきな気がします。
逆求人については以上です。結構いろんな人におすすめしたいイベントだなあと思いました。ぼくが紹介してイベントまで行ってくれると両方にアマゾンギフト券が1万円分もらえるはずなので気になった方は紹介します。一緒に1万円ゲットしましょう。
何か逆求人について「この辺どうだったの」「あの企業とはどこまでいったの」みたいな聞きたいことがあれば気軽に@hsm_hxまで聞いていただければと思います。
明日はTGS行くぞ〜〜〜〜〜〜〜〜〜たのしみ〜〜〜〜〜〜〜